乗馬で障害飛越の基礎を学ぶ①!!初心者~中級者必見コンテンツ

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障害飛越の基礎を学ぶ

馬に乗ったら、「高い障害を跳んでみたい!」、「ちょっと怖いけど、低い障害なら跳んでみたい。」などの気持ちはみなさん少しはあるのではないでしょうか?

乗馬を始めたばかりの方や、障害をまだやっていない方や少々かじっている方でも障害に関しての基礎を手に入れられる記事となっています。

今回は乗馬で障害飛越の基礎を学ぶ①ということで、障害の種類やルールなど解説します。また、乗馬で障害飛越の基礎を学ぶ②を近日公開しますので、そちらは障害の跳び方や騎手のやるべきことを解説していきたいと思いますので、読んでいただけたらと思います。

乗馬で障害飛越の基礎を学ぶ①!!初心者~中級者必見コンテンツ

①障害飛越競技とは

障害飛越競技とは、スタートラインからゴールラインまでにある障害物を数字の順番どおりに飛越し、障害物のバーを落とさずに早くゴールを目指す競技です。

ミスなく障害の踏切地点に馬を連れてくる技術やタイムを縮めるために小回りをさせるのは選手の役割です。

公式では障害を2回拒止(止まったり、反抗すること)すると失権になりますが、競技によって多少数に変動があります。

鞭の長さや使う馬のプロテクターの重量に制限があるなど、様々なルールや規定がありますので一度調べてみるのも面白いと思います。(日本馬術連盟のHPでいろいろ見られます!)

コース走行(競技)を最終目標に練習を積んでいきますが、最初は鐙の上に立って2ポイントという乗り方を行いバランス練習したり、地上横木(ちじょうおうぼく)という地面に置いた障害物のバー(直径は10㎝前後)を3種歩様(常歩、速歩、駈歩)でまたぐ練習から行いますので、気軽に始めることができます。

慣れてきたら、支柱にバッテンかかった低障害(クロスバー)を飛越する様になっていき徐々にレベルが上がっていきます。

最初はドキドキや怖さが出る方もいらっしゃいますが、そんな方々も少しずつ慣れていき競技に出たりもしています。

自分の思い通りに馬が障害を跳んでくれたり、迫力のある飛越を行えた時の喜びは格別です!

イメージしたら少しワクワクしてきた方は、ぜひ一度触れてみてください!

②障害物の種類

【障害の種類】

  1. 地上横木(ちじょうおうぼく)
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    地上横木

    写真中央の木の丸太のようなものです。直径10㎝前後なので馬もあまり気にせずまたいでくれます。たまに、鮮やかな色を嫌がって拒止する馬もいます。

  2. クロスバー障害
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    クロスバー障害

    クロスバー障害は障害の中で1番はじめに跳ぶ障害です。バーがクロスして支柱にかかっているため中央が低くなっており、馬が障害の真ん中を飛越するようにさせる練習障害の様な役割の障害です。

  3. 垂直障害(バーティカル障害)
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    垂直障害

    支柱に対して垂直にバーがかかっている単発の障害です。真上に跳ぶような軌道で飛越しないといけないため、馬が飛越する踏み切り地点が障害に近いと落下しやすくなります。また、コースの最終障害においてあったりすると、馬が伸びて飛越の軌道が低くなりやすいため落下に繋がりやすい、意外と注意が必要な障害です。

  4. オクサー障害
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    オクサー障害(幅付き障害)

    オクサー障害とは、垂直障害を2つおいて幅を作った障害です。後ろより前が少し低い段違いのものと、後ろも前も同じ高さの平行のものがあります。幅跳びと高跳びの要素を兼ね備えた障害なので、侵入速度や馬のバランスがとても重要な障害になります。ある程度コース走行に慣れるまでは飛越することはあまりないと思いますので、ご安心下さい。

  5. コンビネーション障害
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    コンビネーション障害

    コンビネーション障害とは写真のように連続して障害の置いてある障害です。障害間の距離は馬の駈歩が1歩か2歩で設定されており距離は、障害の高さにもよりますがおおよそ決まりがあります。2つ連続したものをダブル、3つ連続したものをトリプルと呼び障害のコースでは見せ場になります!

  6. 水濠(すいごう)
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    水濠

    水濠は穴に水が張ってある障害です。飛び越えても1つの足が着水しただけで減点扱いになります。幅跳びなので馬がしっかり前に動いていないと、飛び越えられません。また、馬が水の光の反射を嫌がって拒止することもある非常に難易度の高い障害です。水濠の前で馬が止まり人が水濠にダイブしないように気をつけましょう。まぁまず跳ぶことはありませんが、覚えておくとオリンピックにも出てくる障害です。

  7. 固定障害
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    固定障害

    固定障害は主にクロスカントリーで使われるもので、バーのように馬が触ったら落下してくれる訳ではない固定された障害です。木の丸太を使ったり、不思議なキノコみたいな形をしたものなど様々な形をしており、馬が慣れていないと飛越が難しい障害です。東京オリンピック総合馬術のクロスカントリーで設置される障害で、とても鮮やかで迫力ある障害飛越を見ることが出来ます!

③安全に飛越するためには

1.騎乗の心得

無謀な挑戦をしないことです。

いきなり高い障害に向かったり、ものすごい速度で障害に向かったりすると、騎乗者も危険ですが馬も危険で怖がります。

一度心の傷ついた馬は、癒えるまでに時間がかかりますので、指導者の指導に沿って行って下さい。

2.メンタル

無謀は良くないですが、極度に怖がりすぎてしまうと、かえって良いパフォーマンスが出せません。

練習のレベルを下げてもらうか、上達する人の考え方という記事を載せているのでそのメンタルを持って騎乗されることをオススメします!

3.エアバッグ

乗馬業界で着用の義務化が着々と進んでいるエアバッグです。

落馬事故発生のリスクは指導者が減らせますが、発生してしまった後の怪我のリスクは、エアバッグのおかげで極めて抑えることが出来ます。

また、着用したことで安心して騎乗できるため、メンタルも良い状態で乗ることができます。

エアバッグの消耗品は下記の2点と伸縮ワイヤーだけであまり変える頻度も少ないので、本体を手に入れてしまえば維持コストもあまりかかりません。

このコストで自分の安心と家族や周りの人の安心を手に入れられるので、ぜひ着用して騎乗してください。

楽しく、安全に幸せに乗馬できる人が増えたら良いなと思います!

※写真をクリックすると詳細が見られます!


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今回は障害飛越の基礎を学ぶ①を解説させていただきました。少し障害馬術についてご理解いただけたのではないかと思います。

また、障害飛越の基礎を学ぶ②をアップしています。

障害飛越のやり方について学べるコンテンツとなっていますので、ぜひ読んでみてください!

参考記事

乗馬で障害飛越の基礎を学ぶ② 初心者~中級者限定コンテンツ

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